素材
解説

機能

 RPGツクールXPの「文章の表示」命令を
大幅に強化します。
標準命令からの変更点は以下の通りです。




基本機能


・メッセージの表示を一文字ずつに
 する機能付き(ディフォルトでON)。
・Bボタンを押す事で、
 表示中のメッセージを瞬間表示します。
・ Lボタンを押すことで
 高速メッセージスキップ。
・制御文字機能の強化




「シネマ・ビスタ」機能

画面使用素材 : アトリエ・ピッケル

 スイッチON!だけで
 シネマ・ビスタを起動。

 特定のイベントシーンなどに!

採用機構 : 以下のライブラリが必要です。別途導入してください ( ライブラリの使い方 )
 RPGグラフィック機構




文字描画効果音設定 NEW!!
 ◇スクリプト:se = RPG::AudioFile.new("")
 :     :$game_system.speak_se = se

 という形式で効果音を設定してください。""にはファイル名入ります。
 ◇スクリプト:$game_system.speak_se = nil
 と、 nil を代入してやると、効果音を消せます。

 また、RGSSの機能として AudioFile設定後 ならば
 ◇スクリプト:$game_system.speak_se.pitch = 120
 のように、後からピッチだけ変える といった表現も可能です。



インフォウィンドウ
 \infoの記述によって、一行用の細長いウィンドウを表示します。

キャラポップ
 \p[]の記述によって指定されたIDのキャラクターに、メッセージを表示させます。
 表示位置は◆文章オプション[表示位置]に準じます。(ただし、[中]は[下]と同じ。)
 キャラポップ時は、描画する文章に応じてウィンドウの大きさが変化します。

ウィンドウホールド
 \holdの記述によって、ウィンドウを閉じる際にそのウィンドウの複製を作成し、
 擬似的に閉じていないように見せます。
 \holdの記述がないウィンドウを閉じたときに、今までホールドした
 全てのウィンドウを消します。

背景ピクチャ機能 カスタマイズポイント
 「メッセージが出ている間のみ表示されるピクチャ」を搭載します。
 カスタマイズポイントで、基本ウィンドウの不透明度を 0 にしておくといいでしょう。

拡張CO-X Collaborate with パラ犬 様 
 「+ふきだし表示」は、ふきだしテールを表示するキャラクターの指定に、
 グローバル変数 $mes_id を使います。
 ◆スクリプト:$mes_id = 2 のように指定するのですが、
 拡張CO-X.は \p[2] とすると自動的に $mes_id = 2 とする機能を搭載。

末尾拡張
 以下の制御文字のみの行が文章の末尾にある場合、その行の残りの改行は削除され
 行数のカウント対象にされなくなります。
 \_ \f \pict \picthold \hold \name \p \fade \pass





●制御文字機能について
現在、以下の制御文字をサポートしています。

新機能
\hold   この記述がメッセージの中に含まれている場合(箇所不問)
     メッセージを閉じた際にウィンドウが消えません。
\fade   この記述がメッセージの中に含まれている場合(箇所不問)
     メッセージを閉じる再にゆっくりとフェードアウトします。

\_     直後の改行を無視します。
     これにより横に長い文章が設定可能。
\name[]  []内に指定したテキストを小さなウィンドウで表示します。
\p[]   \p[0]で、主人公(プレイヤーキャラ)の上にポップします。
     \p[ID]で、そのIDをもつイベントの上にポップします。

\center  記述した行を中央寄せします。
\right  記述した行を右寄せにします。
       ◆文章:\center一行目・・・
       :  :\right二行目・・・
      と行ごとの位置揃えを設定可能!

\B    太字にするかどうか切り替えます。
\I    斜体にするかどうかを切り替えます。
\h[n]   表示する文字のサイズを変更します(6〜32)。
\o[n]   表示する文字の透過率を指定します(0〜255)。
\b[n]   指定Pixel分の空白を挿入します。

\n    改行します。
\next    文章の最後に記述し、その次の命令が◇文章の表示である場合
     その文字もつなげて表示します。
     これにより五行以上の表示を実現!!

     例:◆文章:一行目・・・
       :  :二行目・・・
       :  :三行目・・・
       :  :四行目・・・\next
       ◆文章:五行目・・・
       :  :六行目・・・

RPGツクール2000/2003の再現
\f[file,(数字)]
      fileで指定した顔グラフィックセットで(数字)で指定した番号の位置にある
     グラフィックを表示します。1〜16

     例: \f[Faceset,1]

      フェイスセットの幅を四分割して
     使用するのでツクール2000用の
     顔グラフィックも使用可能!!
      また、顔グラフィックを自動的に
     拡大する機能も搭載しています。

      保存場所はGraphics/Pictures/。
     .pngは省略可能です。
     .png以外を使用する場合はスクリプトを
     書き換えてください。
      またこの\f[]の指定は必ず文章の最初に行ってください。
     "\f[Graphics/Pictures/ファイル名.png"ではなく、
     単純に"\f[ファイル名, 数字]"で指定。できます。
     ※注意 : 日本語のファイル名には対応していません。

\f[file] 上記のように、一枚のファイルを分割せず「一枚絵」として
     顔グラフィックを表示します。

\v[n]   変数n番に格納された内容を表示します。
\g    所持金のウィンドウを表示します。
\s[n]   文章の表示スピードを変更します(0〜19)。
     数字が大きくなるほど遅くなります。
\.    次の文字表示まで1/4秒間ウェイトします。
\|    次の文字表示まで1秒間ウェイトします。
\>    「\<」が来るまでの間、瞬間表示します。
\<    「\>」から始まった瞬間表示を終了します。
\!    決定キーの入力をその場で待ちます。
\~    キー入力を待たずに、そのままウィンドウを閉じます。

RGSS標準
\\    文字「\」を表示します。
\n[n]   指定idのアクターの名前を表示します。
\c[n]   表示する文字色をn番に変更します。
     デフォルトの文字色は本体マニュアルを参照してください。

スタンドピクチャ機能
 左・中央・右の三箇所に、立ち絵などを表示することが出来ます。
 このとき、同じ位置への指定があった場合、以前のものは自動的に消されます。
 これによってalignの0と2を交互に使った 左右キャラクターでの会話、
 などの表現が可能です。

スタンドピクチャホールド
 \pictholdの記述によって、ウィンドウを閉じる際にスタンドピクチャを消しません。
 \pictholdの記述がないウィンドウを閉じたときに、今までホールドした
 全てのスタンドピクチャを消します。
      filename というファイル名のピクチャを
     align(0:左寄せ 1:中央 2:右寄せ)の位置に表示します。
     このピクチャはメッセージを閉じると自動的に消えます。
     align は省略すると「2」の設定になっています。
     また、 ,r を指定すると反転します。
    例:\pict[al01]   ピクチャal01を右寄せで表示
    例:\pict[baz01,0,r] ピクチャbaz01を左寄せで反転して表示
\picthold この記述がメッセージの中に含まれている場合(箇所不問)
     メッセージを閉じた際にスタンドピクチャを消しません。